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よくある事は…
気がついたらもう終わっていた。とか、もう何年も前のものだった。とか、生まれてすらいない。などと生ものの作品は人と出会うのと同じくらいにタイミングが重要という現実。
ところが先日、そのタイミングがぴったりと合ったのでした。
WAVEを読んでいて、何気なくリンゼイ・ケンプ氏を検索してみたらなんと来日してるとのこと。しかも13年ぶりの。
ユーロスペースでトークライブ付きの『真夏の夜の夢』先行上映があるとのことで22日に行って参りました。
彼のことはWAVEでしか知らなかったのですが、すっかり引きずり込まれました。
作品は人物も背景も、よくある言い方だけれど美しく退廃的で…
特にオーベロンが美しすぎました…(写真右)
究極の夢のような世界を50年近く作り続けている人が居るというのも素敵です。
絵でもこのくらいその目の前の光景に浸かり込んでしまえるようなものが描きたい…などと思いつつ。
ケンプさんは夢見るような目がとても印象的な方でした。凄く踊ることを愛していて。語り口は丁寧で、英語はあまりわかりませんが、聞きやすかったです。
少しピーター・グリーナウェイの英国式庭園殺人事件の英語が思い浮かびました。
10月には初めて見るリンゼイ・ケンプカンパニーの舞台が!
勢いでS席チケットを買ってしまいました…
どんなエリザベスⅠ世の世界か楽しみです。
エリザベスⅠ世
そして舞台繋がりで……今、とある場所で似顔絵描きをしています。
その関係で舞台を見せていただきました。
小さいころ何気なく見聞きしていた物語がこんなに切なく無常なものだったとは…
などとあらためて考えさせられます…。
しかし、とても感動しました。近頃はお家でDVDが定番だったのでいっそう。
映画とはまた違い、生の人間の放つ力はものすごい威力があります。空中で歌ったり踊ったり。
あと、子供たちのパワーも。
ピーターパン
未だDVDでしか見ていないマルク・ミンコフスキー指揮のオペラがますます見たい…
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